デザインの自然学―自然・芸術・建築におけるプロポーション (新・新版)

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  • サイズ A4判/ページ数 158p/高さ 22X31cm
  • 商品コード 9784791767847
  • NDC分類 404
  • Cコード C1070

出版社内容情報

デザインから見た宇宙の仕組み 生命あるものが、何故にかくまでも美しく存在するのか・・・・・・。その疑問を、恐竜・クジラから犬まで、多彩な花々と草木、チョウや昆虫、そして魚や貝類など、多種多様の形態を見較べ、独自の手法

内容説明

生命あるものが、何故にかくまでも美しく存在するのか…。その疑問を、恐竜・クジラから犬まで、多彩な花々と草木、チョウや昆虫、そして魚や貝殻など、多種多様の形態を見較べ、独自の手法によって探究する。あらゆる「かたち」は、最も美しいプロポーション“黄金分割”比率へと収斂することを解明し、自然界のダイナミズムと調和の意味するものを、全くユニークで大胆な思想へと構築する。

目次

第1章 植物におけるディナージー
第2章 工芸におけるディナージー
第3章 生活術におけるディナージー
第4章 共有の無時間的パターン
第5章 共有の解剖学
第6章 自然の秩序と自由
第7章 ヘラスと俳句
第8章 知恵と知識

著者等紹介

ドーチ,ジョージ[ドーチ,ジョージ] [Doczi,Gy¨orgy]
ハンガリー、スウェーデン、イランなど長年、建築実務に携わる。現在はアメリカのシアトルに在住。デザイン・コンサルタントを務めるかたわら、シアトルの太平洋センターで、自然と芸術のかたちの展示発表のイニシアティヴを取っている。北西岸ユング心理学友の会創設者

多木浩二[タキコウジ]
1928‐2011。東京大学文学部美学科卒業。元千葉大学教授。専攻は、芸術学・哲学。建築・現代美術・舞台芸術などの活動を行ないつつ、一八世紀末から現代の政治、社会、芸術などの相関を通じて歴史哲学への問いに関心を集中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kyawo

3
やっぱり 面白い 人間が美しいと思ったり バランスがいいなと思ったりするものは 数学的に説明できてしまう そのあたりは 学問としては古典の部類なのですが 本書はそこをものすごく丁寧に図解してくれている 図を見ているだけでも楽しめる一冊です2018/06/26

YuYu

1
自然や工芸、芸術などの人工物には一定のルール、リズム、プロポーションが存在することを図解で示した本。かなり恣意的に図解してる箇所があるものの、形体を作る上で生成のルールがあることは納得でき結果としてパターンなどに現れてるくものはどれも美しいと思えるものばかりだった。2020/09/24

Ban Harry

0
どうしてリンゴの花には5枚の花びらがあるのか。日常の疑問から秩序を見つける一方、秩序とは何か、秩序と設定したのは誰だろうかと思う。 測り得ないものを測る2021/08/14

kaznko_o

0
訳者あとがきが素晴らしいと思う。黄金比というプロポーションの原理のみで全てを説明出来るとする姿勢に対する反論は予想出来るとしつつ、本書は筆者自身の世界観についての主義信条の徹底した表れであるという点で評価されるべきという指摘は尤もだと思った。2021/08/19

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