異貌の古事記―あたらしい神話が生まれるとき

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  • サイズ B6判/ページ数 271,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784791767496
  • NDC分類 913.2
  • Cコード C0090

内容説明

近代において、神話はふたたび創造された。あらたな神話創造を実践した本居宣長、西洋の知を取り込み神話を解体・再創造した平田篤胤、近代国家に回収され得ない「霊」の世界を想ったラフカディオ・ハーン、そして、近代の枠組みからこぼれおちた人びとの神話世界をもとめた折口信夫。近代『古事記』解釈の歴史にかつてない軌条をしく、画期の書。

目次

第1章 『古事記伝』の可能性を探る
第2章 平田篤胤、近世神話のラディカリズム
第3章 「幽世の大神」をもとめて
第4章 オホクニヌシの明治維新
第5章 ラフカディオ・ハーンの『古事記』
第6章 神話学者にして神話作家、折口信夫

著者等紹介

斎藤英喜[サイトウヒデキ]
1955年東京都生まれ。1990年日本大学大学院文学研究科博士課程満期退学。現在、佛教大学歴史学部教授。『古事記 不思議な1300年史』(新人物往来社)で古事記出版大賞・稗田阿礼賞、『古事記はいかに読まれてきたか』(吉川弘文館)で古代歴史文化みえ賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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うえ

4
近代的な国民神話を作り上げた国文学を批判する折口の手法。「霊魂をめぐる折口の思想。「肉体は、生死があるが、此肉体を充す処の魂は、終始一貫して不変である」とは、この世の限られた存在でしかない人間にたいして、不変の時間を求めたときに魂という未生、永遠の存在が浮かんでくるのである。なぜ折口は、永遠の魂にこだわるのか。それはけっして天皇の存在の永遠性を語ろうとするだけではなかった。近代における霊魂の思想……。ここに浮かび上がるのは、近代スピリチュアリズムである…近代が孕むことになる、アンビバレントな思想である」2021/09/25

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