内容説明
米ソの競争の場であった宇宙は、国際宇宙ステーション(ISS)計画を契機に、人類が協同して向かう最後の新天地となった。ガガーリンの初飛行、アポロ計画、ミール宇宙ステーション、スペースシャトル…。宇宙へのあくなき挑戦をドラマチックにたどる、本邦初の宇宙開拓全史。感涙のドキュメント。
目次
敗者なき競争
ガガーリンが飛んだ日
宇宙競争はじまる
冒険者たち
光と影
イーグルは着陸した
アポロの栄光
ソユーズとサリュート
スペースシャトル
日本の挑戦
ミールでの日々
国際宇宙ステーション建設へ
コロンビア事故
天空の巨大実験室
ファイナル・ミッション
未来へ
著者等紹介
寺門和夫[テラカドカズオ]
1947年生まれ。早稲田大学理工学部電気通信学科卒業。科学ジャーナリスト、一般財団法人日本宇宙フォーラム主任研究員。NASAやロシアの宇宙施設をたびたび訪れ、30年以上にわたって、世界の宇宙開発を取材してきた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
vinlandmbit
49
図書館本。米ソ宇宙開発競争から国際宇宙ステーション建造を経てスペースシャトル退役までの歴史、特に切磋琢磨的に(内情は分からないが)競い合った米ソ双方の挑戦を記してくれています。国際宇宙ステーション建造から特に両者の協力関係が強まるとともに、そこのタイミングで日本のきぼうモジュール建造が本格化するあたりが一つ平和的進歩を表しているようで印象に残りました。2021/01/27
へんかんへん
3
宇宙関連模写2017/11/08
takao
2
ふむ2023/01/05
きゅー
0
こないだ読んだのはNASAの歴史だったけど、今度のはもっと広い宇宙開拓の歴史。中国でも独自に宇宙船飛ばしてたなんて知らなかった~。それにしても、こういう本を読んでいると頭の中ではずっとポルノグラフィティのアポロが鳴り続ける(笑)それこそ私が生まれる前にはもうアポロは月に行って、今後私が死ぬまでに人類はどこまで行くんだろう?興味は尽きない2017/09/10
とみぃ
0
Gravityを観た後だけに、宇宙の怖さと、50年ほどの有人宇宙飛行の探検の歴史とを興味深く読みました。 宇宙に出て地球を観ることは憧れますね。死ぬまでに行ける時代が来るかなぁ2014/03/19