内容説明
量子力学のパイオニア、エルヴィン・シュレーディンガー。彼の背後には、実に多彩で人間らしい、ちょっと変わった人生があった。「猫の人」だけでは語れない、シュレーディンガーをとりまく20世紀物理学史。
目次
ロケットサイエンスではない
一九世紀少年
シュレーディンガー以前の物理学
二〇世紀人
第一次量子革命
スイスでの堅実な地位
行列力学
シュレーディンガーと第二次量子革命
ベルリンでの最盛期
量子猫の登場
行って、帰って
「人生でいちばん幸せな年月」
『生命とは何か』
ウィーンへの帰還
シュレーディンガー科学の遺産
著者等紹介
グリビン,ジョン[グリビン,ジョン] [Gribbin,John]
イギリスのサイエンス・ライター
松浦俊輔[マツウラシュンスケ]
翻訳家。名古屋学芸大学非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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