犬とぼくの微妙な関係

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  • サイズ B6判/ページ数 249p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784791766833
  • NDC分類 480.4
  • Cコード C0045

内容説明

犬に咬みつかれ、ネコ好きになったぼく。そして犬の忠誠心と勝手気ままなネコの態度の狭間で揺れ動く動物学者のぼく。いろいろな動物たちの、生きるためのロジックをもっと知りたい―。生物界は、サバイバルのための驚異と不思議が満載された大宇宙。不思議発見、日高ワールドからの興味津々のレポート。

目次

1 動物は何をめざすのか(配偶者の選択;空間短縮システム;母性愛の消滅 ほか)
2(動物たちの夜;動物界のたまごママたち;犬とぼくの微妙な関係 ほか)
3(「飽食動物」人間の反省;本来、人は多くの子を生む;家畜化された動物だけにボケがある ほか)

著者等紹介

日高敏隆[ヒダカトシタカ]
1930‐2009年。東京生まれ。東京大学理学部卒業。専攻は動物学。京都大学理学部長、滋賀県立大学初代学長、総合地球環境学研究所初代所長等を歴任。ティンバーゲン、ローレンツ、ドーキンスらの日本への紹介者としても知られている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

AICHAN

37
図書館本。動物に関するエッセイ集。生物の生態を主に利己的遺伝子論から説く。利己的遺伝子論とは、生物がやっていることはみな遺伝子の仕業であるという考え方である。個体とは自分の遺伝子を次代に運ぶビークル(乗り物)である。生物が目指すのは、生命の連続でも種族の維持でもなく、それぞれの個体の適応度増大である。適応度とは、自分の遺伝子を持った子孫をどれだけ残せるかという概念である。生物は個体維持、種族維持の働きがあるという見方は、ここで大きく揺らぐ。それは母性愛なる概念の消滅でもある…云々。2023/01/15

7a

6
動物学者日高先生の様々な論述(エッセイもあり)を纏めたもので、タイトルはそのひとつに過ぎない。1章では動物は種の保存を目的とするのではなく自身の遺伝子を残すことしか考えていない(利己的遺伝子)のだ、という話。内縁の夫が連れ合いの子を虐待するのはこれなのか?2章は語り口がずっと軽快になる。様々な動物の求愛や子育て行動が面白い。ハタオリドリのメスはマイホームでオスを選ぶとか、ワシやタカは保険として第二子を作るがその必要がなくなると兄弟殺しをさせるとか。ギフチョウのオスは番のメスに貞操帯をつけるというのが怖い。2018/01/10

えも

6
内容は知っていることばかり、主にドーキンスの利己的遺伝子関係が多いんだけど、さすが日高先生、語り口が上手い。ソフトでスマートで、分かりやすくて科学的という、これは名文ですよね。中学・高校の頃からずっと読み続けています。もう新しい話が読めないのが残念です。…ところで、文中に出てくる教え子の研究者たちが全員女性だったことに気がつきました。これもさすが日高先生!?2013/05/22

noko

2
題名は犬と僕の微妙な関係だけど、1部分だけ、その内容で書かれていて概ね生物のお話。日高先生の書く文章は、学術的なのに何故か優しさを感じる。動物たちの目指すものは、個体の適応度増大である。利己的遺伝子論はドーキンスのオリジナルの考え方ではなく、アウグストヴァイスマンの生殖質連続説が元になっている。個人的にはずっと謎だと思っていた、コウモリの顔について理解できた。コウモリ=超音波だと思っていたら、オオコウモリは動かない果実を食べるので、超音波を使ってない。だから狐顔。超音波を使うコウモリだけ豚さん顔なんだ。2019/12/12

ごまままご

2
題名とはほとんど関係なく、動物行動学が非常に分かりやすく書かれた本です。2015/08/13

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