内容説明
教育には、もはや幻想を抱けない。ビジネスとして儲かるという発想と動機でのみ、学校周辺に群がる各種の教育産業。教育行政から子どもを取り巻く社会環境まで、教育の崩壊現場が、欧米の教育事情と比較しつつ究明される、驚くべきレポートと分析。
目次
1 教育商品化
2 教育費高騰
3 教師の実態
4 学力向上はウソ
5 成績格差は社会的格差
6 学校病理
7 薬物と子ども
8 携帯電話とネット
9 子どもと遊び
著者等紹介
佐々木賢[ササキケン]
1933年、中国・瀋陽の生まれ。高校教師として教育現場にあった後、現在は、日本社会臨床学会運営委員、神奈川県高校教育会館教育研究所代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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