出版社内容情報
イスラエルに攻撃されたガザで、世界へと情報を発信し続けたアブデルワーヘド教授。日本のメディアでは流れない生々しい現実。
内容説明
死がガザを覆い尽くしている…血と大量の死体の匂いがする。毎分のように悪い知らせが新たに届く…破壊の跡がいたるところに。死体、千切れた四肢、泣き叫ぶ子ども、幼子や夫を探し求める母親。どこに行けばいいのか、どこに隠れればいいのか、誰にもわからない。占領下パレスチナの真実。
目次
2008/12/27―攻撃
2008/12/27―クリスマス・ニュース
2008/12/27―27日午後6時
2008/12/27―27日午後8時
2008/12/27―空襲下、冷たい暗闇のなかで
2008/12/27―27日午後11時
2008/12/27―イスラエルのガザ攻撃を止めるための行動を!
2008/12/27―イスラエルから脅迫電話が!!
2008/12/28―今のところ無事だが…
2008/12/28―破壊〔ほか〕
著者等紹介
アブデルワーヘド,サイード[アブデルワーヘド,サイード][Abdelwahed,Said]
ガザのアル=アズハル大学、教養・人文学部英語学科教授。1952年、ガザ市生まれ。父はガザ出身、母はビール・サブア出身の難民。ガザのUNRWAの学校で教育を受ける。カイロのアル=アズハル大学言語・翻訳学部で英語英文学を専攻、学士号取得(1979年)。英国バース大学で言語学・翻訳学の修士号取得(1982年)。米国ペンシルバニア州のデュケイン大学で英文学の博士号取得(1992年)。博士号取得後、米国デューク大学で研究。2002年より現職
岡真理[オカマリ]
1960年東京都生まれ。京都大学大学院人間・環境学研究科准教授。専門は現代アラブ文学。東京外国語大学外国語学部アラビア語学科卒業後、同大学大学院修士課程修了。エジプト・カイロ大学に留学、在モロッコ日本大使館専門調査員、大阪女子大学人文社会学部講師等を経て、現職
志葉玲[シバレイ]
1975年東京都生まれ。大学卒業後、番組制作会社を経て、2002年春から環境、平和、人権をテーマにフリーランスジャーナリストとしての活動を開始する。雑誌・新聞に寄稿し、現地で撮影した写真・映像をテレビ局や通信局に提供している他、コメンテーターとして各メディアで発言、全国各地で講演を行っている。ガザ地区には、2000年1月、2003年10月に訪れ、今年1月から2月頭にも、停戦直後から現地入り、取材を行った(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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ののまる
tellme0112
はしびろちゃん
yoooko07
PukaPuka
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