出版社内容情報
妹エリザベートが堅牢に綴じ上げた封印を破り、知られざる生身の姿がはじめて明らかになる。待望の評伝にして問題の書。
内容説明
「神は死んだ」「永遠回帰」「超人思想」…世紀をまたいでわれわれを魅了し呪縛する難解なニーチェ思想。しかしこれらはみなニーチェの内面生活から生まれたものだった―。妹エリーザベトが堅牢に綴じ上げた封印を破り、知られざる生身の姿が明らかになる。ニーチェ・ルネッサンスの掉尾を飾る待望の評伝にして“問題の書”。ついに邦訳なる。
目次
墓地に生えた植物
悪夢に憑かれた生
寄宿生フリードリヒの揺らぎ
騎士と死と女主人
兄弟の神々による救済
魔法使いクリングゾールの園
バーゼルの躓き
「星の友情」
新しきコロンブス
至福の島々で
「家畜のふりをする猛獣」
ツァラトゥストラの秘密
著者等紹介
ケーラー,ヨアヒム[ケーラー,ヨアヒム][K¨ohler,Joachim]
1952年生まれ。ヴュルツブルク、チュービンゲン、ニューヨーク、スタンフォード大学で哲学を研究。ニーチェ研究で学位を取得。ハンブルク在住のフリージャーナリストとして活躍する一方、近現代ドイツの思想・芸術・政治にまたがる数々の評伝作品で知られ、特にニーチェ、ヴァーグナー関係の著作は11ヶ国語に翻訳されている
五郎丸仁美[ゴロウマルヒトミ]
国際基督教大学教養学部卒業。同大学院比較文化研究科修士課程卒業。ニーチェ論で博士号取得。現在、多摩美術大学非常勤講師。専攻、近現代哲学思想、美学、芸術学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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