出版社内容情報
DJ Spooky名義の音楽活動と共に、芸術と思想を繋ぐ批評を行ってきたP・ミラーの本邦初訳。上野俊哉解説、CD付。
内容説明
ヒップホップやジャズなどのブラック・ミュージックから現代音楽、果てはメタルまでを往還する境域のミュージシャンDJスプーキー。本名ポール・ミラー名義による渾身の音楽論。近/現代思想を核に、音楽、映画、小説、詩をサンプリングしながら、豊穣なる“共”への道を探る21世紀の関係の詩学!本邦初訳。
目次
白痴―フリースタイル
またの名を
新しいグリオ
音響彫刻
アンキャニー/アンウーヴン
地域
DJすることは書くこと/書くことはDJすること
多重意識
フォノグラフィ
リズミック・シネマ
リズミック・スペース
エラータ・エラトゥム
未来はここに
娼婦
著者等紹介
ミラー,ポール・D.[ミラー,ポールD.][Miller,Paul D.]
1970年生まれ。90年代中頃よりDJスプーキーとしてDJ OliveとともにNYのイルビエントを牽引。2000年以降はNYのThirsty EarからMatthew Shippらと『Optometry』(邦盤『オプトメトリー』ボンバ・レコード、2002年)、SLAYERのドラマーDave Lombardoらとの『Drums of Death』(邦盤『ドラムズ・オブ・デス』ボンバ・レコード、2005年)などを発表。音楽活動と平行して「Village Voice」、「Artforum」誌へ音楽・美術評論を寄稿
上野俊哉[ウエノトシヤ]
1962年生まれ。和光大学教授。社会思想史、文化研究、メディア論
今西玲子[イマニシレイコ]
翻訳家、音楽家。同志社女子大学英語英文学科、IMI・サウンドメディア専攻、ロンドン大学大学院SOAS(東洋アフリカ研究所)で民族音楽学を学ぶ。琴奏者としてTOMATOのJohnny Conquest『Uptown for the Americas』(Beat Records、2002年)、ソロ名義、邦楽YMOとしてCLUBKINGや涼音堂茶舗の電子音楽系イベントに参加する他、京都を拠点に寺社ライブハウスで演奏するニッポン・ガールズ等、参加プロジェクト多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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