カラオケ化する世界

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  • サイズ B6判/ページ数 254,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784791763870
  • NDC分類 798
  • Cコード C0030

出版社内容情報

カラオケ無しに夜は明けず、祭りは終らない。絶唱の陶酔から予期せぬ全く新しい文化と習慣が全世界を席捲する。日本がカラオケ発祥地なら、韓国ではカラオケは国技、フィリピンにとっては国家の威信。そしてアメリカは、ブラジルは・・・・・・。カラオケは誰をもヒーローにし、音楽を失うなら魂も失われるとするカラオケ文化の様々な顔を、縦横に徹底的に論じ尽くす現代文化論。

内容説明

絶唱の陶酔から、予期せぬ全く新しい文化と習慣が全世界を席捲し始めた。日本がカラオケ発祥地なら、韓国ではカラオケは国技、フィリピンにとっては国家の威信。そしてアメリカは、ブラジルは…。誰をも一夜の主役に仕立て、音楽を失うなら魂も失われるとするカラオケ文化の多彩極まる表情を、縦横に徹底的に論じ尽くす現代社会文化論。

目次

1 誰がカラオケを発明したのか?
2 カラオケ・フィーヴァー―日本と韓国
3 カラオケ・ワンダーランド―東南アジア
4 カラオケ宮殿のディズニーランド―中国
5 魂のカラオケ―カラオケと宗教
6 「全裸カラオケ」とカウボーイ―北米
7 カラオケ人―英国
8 「カラオケよ永遠に」―ヨーロッパ
9 ブラジルのカラオケ―ニッケイジンの物語
10 カラオケ革命―カラオケ・テクノロジー
エピローグ カラオケ最前線

著者等紹介

シュン,ジョウ[シュン,ジョウ][Xun,Zhou]
ロンドン大学の東洋・アフリカ研究校歴史科研究員

タロッコ,フランチェスカ[タロッコ,フランチェスカ][Tarocco,Francesca]
マンチェスター大学で東アジア仏教を教えている

松田和也[マツダカズヤ]
翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

takao

2
ふむ2023/07/09

がっち

2
カラオケという側面からの文化論。カラオケがどのように世界に広まっていったのか、カラオケという文化を創った日本はなんというか、誇りにも思う。そして世界でカラオケの楽しみ方が拡張されていてなかなか興味深いものである。2012/08/21

メルセ・ひすい

1
9-57 赤66 カラオケの歴史 発明から現状まで 「常に動き続けるインタラクティブなグローバル・ネットワーク」で「複雑・多面的・グローバル現象」なんです。グローバリゼーションとはアメリカナイゼーションとおんなじじゃネエゼ! でもアメコウは狂乱カツ激怒するぜ! 基督教の仏教化・・・ヤバイ・・ また原爆! 日本がカラオケ発祥地なら、韓国ではカラオケは国技、フィリピンにとっては国家の威信。音楽を失うなら魂も失われるとするカラオケ文化の多彩極まる表情を、縦横に徹底的に論じ尽くす。2008/03/23

H.A

0
カラオケが世界の国々でいかに広まっているかを紹介してくれる本。東南アジアでは、カラオケバーは売春の隠れ蓑になっていることが分かりました。カラオケを世界に輸出した日本は偉大ですなぁ。2015/06/22

りーふ

0
カラオケって他の国でこんなに生活に根差したものになってるんだ〜って感じ2018/03/04

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