文化人類学とわたし

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文化人類学とわたし

  • 川田 順造【著】
  • 価格 ¥2,420(本体¥2,200)
  • 青土社(2007/12発売)
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  • サイズ A5判/ページ数 288,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784791763771
  • NDC分類 389.04
  • Cコード C0030

出版社内容情報

文化人類学第一世代の第一人者が、己の問題意識と方法論を模索した巻頭論文から激動の現代をどう読むかまで、科学的思考の実践。

内容説明

「ヒトの学」を目指し、フィールドワークに飛び出して文化人類学者が見聞し思索したものとは―。レヴィ=ストロースの教えを受けアフリカ・モシ族の研究、あるいは柳田国男・石田英一郎に接しての近代日本探索など、草創期から今日まで国内外を問わず常に研究の最先端に立ち続ける著者。身体動作や声の意味に着目した豊かで鋭い問題意識から収穫された、人間存在の多様性を問う第一人者による輝かしき成果。

目次

1 「ヒトの学」をめざして(文化人類学とは何か;感性の人類学のための覚え書き;感性の中のとき、ところ、ことば;柳田民俗学から世界民族学へ;ことばによる、ことばをこばむ、ことばをこえる)
2 自然の中のヒト(種間倫理を求めて;ヒトの欲望と種間倫理;人は肉食をやめられるか;開かれた過程としての生命)
3 なぜアフリカ研究を志したか(サバンナへの夢、そして三〇年ののち)
4 「明治日本」を問い直す(過去の政治的利用;世界の中の日本文化―日露戦争と「蝶々夫人」;江戸―東京の下町から明治日本を眺める;圓朝の「ことば」にとっての江戸/東京;戦争犠牲者の祀り方)
5 時代への発言(五七回目の暑い夏、重い宿題;象徴的な零戦とエノラ・ゲイの展示;「忠臣蔵」はいま―討入り三百年に思う;ある思索者の死;戦後六〇年に考える;文化産業の多様性保護条約;六一年目の「三月十日」;三味線をめぐって;無思慮な「愛国主義」の台頭;加熱するナショナリズム;二つの憲法と明治維新;八月十五日、靖国で)

著者等紹介

川田順造[カワダジュンゾウ]
1934年、東京生まれ。東京大学教養学科(文化人類学分科)卒業、パリ第5大学民族学博士。東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所教授、広島市立大学国際学部教授、神奈川大学大学院歴史民俗資料学研究科教授などを経て、現在神奈川大学日本常民文化研究所客員研究員。主な著書に、『曠野から―アフリカで考える』(筑摩書房、日本エッセイスト・クラブ賞)、『無文字社会の歴史』(岩波書店、渋沢敬三賞)、『サバンナの音の世界』(東芝EMI、文化庁芸術祭レコード部門優秀賞)、『聲』(筑摩書房、歴程賞)、『口頭伝承論』(河出書房新社、毎日出版文化賞)、『母の声、川の匂い』(筑摩書房)など。訳書に、レヴィ=ストロース『悲しき熱帯』(中央公論社)など。1991年、フランス学士院よりフランス語圏大勲章、1994年、フランス政府より教育文化功労賞、2001年、紫綬褒章、2006年、日本文化人類学会・第1回学会賞を受ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

rinrin

0
【BOOK(2014)-231】!!!!!!!2014/11/30

ダージリン

0
文化人類学の面白さを感じさせてくれる。多様な文化を知り、多角的な視点から思索することで得られることは多かろう。この本でも何度か取り上げられている創世記パラダイム、龍樹の思想は今後触れてみたいと思った。2011/12/12

カネコ

0
2010/02/27

メルセ・ひすい

0
9-48 赤56 江戸=東京の下町という「地域」から、明治日本の国家史を醒めた目で見る視点を築けないか、それに外側から呼応させて、19世紀のアジア・アフリカの中に、明治日本が行った選択を位置づけてみたい。・「ヒトの学」を目指しフィールドワークを飛び出した文化人類学者が見聞し思索したものとは-。身体動作や声の意味に着目した豊かで鋭い問題意識から収穫された、人間存在の多様性を問う第一人者による輝かしき成果をまとめる。2008/02/08

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