内容説明
先端数学が資本主義経済の安定を保証しているというのは本当か。一人一人はみな数学的・合理的に行動していても、社会が危機に陥るのはなぜか。ちょっと難しいけど楽しい数学を追いかけながら、現代社会の仕組みまでが見えてきてしまう、極上の数学エンタテインメント。
目次
現代社会を数学する(ヘッジファンドの数学;年金問題とヒルベルトのホテル;環境問題を経済学から捉える)
数学が資本主義を擁護する?(偽装現実の知覚テクノロジー―ワルラスの定理と実数の連続性;ケインズの残したジグソーパズル)
先端数学から見える資本主義(社会での協力関係を描写する幾何学―協力ゲームと位相幾何学;「知っていることを知っている」のトポロジー―共有知識、相互推論、完全性定理)
小説の数学/数学の小説(暗闇の幾何学―数学で読む村上春樹;「自動証明機械」と禁断のリンゴ;博士の異常な剰余)
著者等紹介
小島寛之[コジマヒロユキ]
1958年生まれ。経済学者・数学エッセイスト。東京大学理学部数学科卒、同大学院経済学研究科博士課程修了。帝京大学経済学部准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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n1040
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小島寛之氏のことはWiredのコラムで知って「この人の説明は丁寧で分かりやすいなぁ」と思っていた。著作を読むのは初めて。おそらく文系の人間向けに書かれた、数学の世界にちょっと触れてみよう、という趣向の本なのだが、意外と難解な部分も多かった。「協力ゲームと位相幾何学」「共有知識」あたりは私にはちょっとしんどかったです。あと村上春樹の文体模倣が上手くて笑った。2013/03/01
Ryo Sogawa
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筆者専門の経済との絡みの部分はもう一回読んでみないとわからない。後半の村上春樹論とSFは素直に楽しめた。 2011/10/19
equibalance
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[第1刷]2007年10月5日 四六判(良)/数学 第5章「ケインズの残したジグソーパズル」が秀逸です。2010/09/25
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