内容説明
ルネッサンスの発祥地として、華麗な文化が交錯する花の都フィレンツェ。その歴史が伝わる石畳の街角で、懸命に生きる音楽家・映画監督・旧貴族そして若い男女たち―。彼らの歓びと悲しみと矜持に限りなく共鳴して綴られた、誰にも見せなかったイタリア人の素顔の生き方と考え方。
目次
1 ヴァポレットの中のシノーポリ
2 カルネヴァーレのシシィ
3 アントニオーニの凍った目
4 スカーラ通りのゼフィレッリ
5 銀髪のグラツィエッラ
6 アンジェラは天使
7 ブルボン家の騎士教育
8 アレッシオの悲哀
9 ジノーリと青い月夜
著者等紹介
山下史路[ヤマシタフミジ]
エッセイスト。浜松市生まれ。1972年より、ヤマハ音楽講師。90年よりフィレンツェに暮らし、執筆活動に入る。イタリア各地を訪ね、各界のトップや貴族、庶民に取材。現在もイタリアと日本を往復している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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