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野田秀樹 赤鬼の挑戦

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  • サイズ B6判/ページ数 307p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784791762903
  • NDC分類 775.1
  • Cコード C0074

内容説明

東京、バンコク、ロンドン、そしてソウル。共同体に捨てられた異形の他者をめぐる鮮烈な作品、『赤鬼』を携え、単身で世界を駆け巡った野田秀樹、その10年の軌跡を辿る。

目次

1 『赤鬼』の記憶(赤鬼の挑戦―ロンドンへの道 2003;バンコクで、新たな文化交流が始まった 1998;ソウルをみて、東京、日本の文化について考えた 2005)
2 赤鬼がみた日本(となりの部屋から覗いた「日本」―ロンドン体験とは何か;復讐へと向かわないための知性―九・一一、『赤鬼』ロンドン公演、そして『オイル』)
3 『赤鬼』の世界(世界演劇と赤鬼プロジェクト;戯曲 赤鬼(日本・ヴァージョン))

著者等紹介

野田秀樹[ノダヒデキ]
1955年長崎県生まれ。演出家・劇作家・俳優。1976年東京大学法学部在学中に劇団夢の遊眠社を結成。1983年『野獣降臨』で岸田國士戯曲賞を受賞。1992年、劇団解散後に文化庁芸術家在外研修制度の留学生として英国に滞在後、1993年企画製作会社NODA・MAP設立。以降プロデュース公演形式で『キル』、『赤鬼』、『パンドラの鐘』、『農業少女』、『オイル』などを上演。『パンドラの鐘』(1999)は紀伊國屋演劇賞個人賞、読売演劇大賞最優秀作品賞、芸術選奨文部大臣賞(演劇部門)受賞。『オイル』(2003)は読売演劇大賞最優秀作品賞受賞。また、歌舞伎座で『野田版研辰の討たれ』(2001)、『野田版鼠小僧』(2003)の脚本・演出を手がけ、伝統芸能と現代演劇を融合させた作品として話題を集めた。2003年の『赤鬼』海外公演『RED DEMON』に続き、2006年『The Bee』を同じくロンドンにて、英国人キャスト・スタッフと組んで上演

鴻英良[オオトリヒデナガ]
1948年生まれ。演劇批評家。ウォーカー・アート・センター、グローバル・コミティー企画委員(アメリカ)、国際演劇祭ラオコオン芸術監督(ドイツ)、京都造形芸術大学舞台芸術研究センター副所長を歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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