鬼と悪魔の神話学

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  • サイズ B6判/ページ数 248p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784791762651
  • NDC分類 388
  • Cコード C0010

内容説明

西洋の悪魔は完全に滅ぼされるべき絶対的悪とされるが、日本の鬼は降参するや否や人間世界に取り込まれ、ときに福神として崇められる。この違いは何を意味するのか―。神話学の第一人者が、鬼と悪魔の系譜をたどり、西と東の文化原理を明らかにするユニークな考察。

目次

第1部 鬼と神―日本(鬼からも福を得る日本の多神教の知恵;高千穂と阿蘇の伝説と祭りに見る鬼の正体;高千穂の夜神楽の中の荒神と岩戸神楽;竹切会式の大蛇と「ゆりもどし」;大国主とナマハゲの鬼)
第2部 神と悪魔―聖書とインド(聖書に見る神と悪魔の戦い;インド神話の中の神々と悪魔たちの戦い)

著者等紹介

吉田敦彦[ヨシダアツヒコ]
1934年生まれ。東京大学大学院文学部西洋古典学専攻課程修了。学習院大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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