パルメニデス (新装版)

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  • サイズ A5判/ページ数 368,/高さ 23cm
  • 商品コード 9784791761371
  • NDC分類 131.1
  • Cコード C1010

内容説明

叙事詩言語を改鋳して哲学の言語=“探究言語”を創出し、あらゆる理論・科学・思想をいまも規定しつづけるパルメニデス。ホメロスから現代の最先端研究に至る膨大な文献を吟味批判しつつ、残された断片から、いままで誰も気づかなかった新しい言語理論の可能性を喝破した鏤骨の労作。

目次

1 序曲 断片1
2 真理の道(1)断片2
3 真理の道(2)断片3
4 真理の道(3)断片6・7
5 真理の道(4)断片8(1~49行)
6 想い込みの道(1)断片8(50~60行)
7 想い込みの道(2)断片9~19
8 終曲 断片4・5

著者等紹介

井上忠[イノウエタダシ]
哲学者。学術博士。1926年、広島県呉市生まれ。東京大学法学部政治学科、同大学文学部哲学科卒。同大学院特別研究生満期退学。東京大学教授、日本大学医学部教授、聖徳大学人文学部英米文化学科教授などを経て、東京大学名誉教授
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感想・レビュー

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tociss

1
存在論の先駆け。 生成消滅と相対性の世界を「死すべきものの想い」と批判し、不生不滅でそれひとつで全体で揺らぐことなく完全無欠な有るものが、かつて有りうるわけでも、いつかは有ろうわけでもなく、いまここに有ると説く。 大半が訳についての解説で、内容に大きくは関係しない部分は読み飛ばしてざざっと読んでしまったので、機会があればまた読み返したい。2017/06/28

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