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海を渡った日本語―植民地の「国語」の時間 (新装版)

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  • サイズ B6判/ページ数 303p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784791761128
  • NDC分類 810.9
  • Cコード C0095

内容説明

風化する歴史の記憶を喚び醒まし、昭和の文学者たちの旧植民地・占領地での足跡をたどって、「日本語教育」のながれを追い、戦中から現在まで連綿と続く「言語帝国主義」の系譜を浮き彫りにした、力作長篇評論。

目次

「夏休み」のない島
1 「国語」の時間(占領と委任統治―南洋群島;どろみちのよいどれ―台湾;「まなべ!つかへ!日本語を!」―シンガポール;南方派遣“日本語”部隊―南方 ほか)
2 「日本語」の時代(福田恒存の日本語・時枝誠記の国語;「国際化」時代の日本語)

著者等紹介

川村湊[カワムラミナト]
1951年北海道生まれ、法政大学法学部卒業。韓国・東亜大学助教授を経て、現在、法政大学国際文化学部教授
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。