内容説明
狂いはじめた自然が誘発する、大災害・食糧危機・健康被害・生態系崩壊から南北の政治対立まで―。あらゆる局面に発生する思わぬ惨禍は、現代人の豊かな生活追求と産業化社会によって招来された怖ろしい結末なのか。地球温暖化問題の核心を明快に説き、明るい環境の未来のための対策の全てを提示する。
目次
１ 気候変動の概観
２ オゾンの役割
３ 人間の健康への影響
４ 農業と食料生産への影響
５ 野生生物と森林への影響
６ 気候変動の政治学
７ 地球規模の危機への持続的な解決策
著者等紹介
ゴドレージュ，ディンヤル［ゴドレージュ，ディンヤル］［Ｇｏｄｒｅｊ，Ｄｉｎｙａｒ］
インド、マディヤ・プラデーシュ州生まれ。『ニュー・インターナショナリスト』の元編集者。現在、ヨーロッパでフリージャーナリストとして活躍中
戸田清［トダキヨシ］
１９５６年生まれ。大阪府立大学農学部獣医学科卒業。一橋大学大学院社会学研究科博士課程単位取得退学。現在、長崎大学環境科学部助教授。専攻は環境社会学
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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