内容説明
ユダヤ理解の最良の入門書。律法、礼拝、聖書、神秘主義、終末論…。四千年の離散と現代的諸問題のもと多様化しながらも、まとまりを保ちつづけるユダヤ。そのアイデンティティを支えるものはなにか。従来の方法では捉えきれなかった、ユダヤ的本質と現在をわかりやすく解き明かす。
目次
はじめに ユダヤ教とはなにか?
1 ユダヤ人と信仰
2 トーラーと伝統
3 礼拝の伝統
4 聖書の伝統
5 律法の伝統
6 倫理的伝統
7 神秘主義的伝統
8 神学的伝統
9 終末論的伝統
10 今日のユダヤ教
著者等紹介
ラーンジュ,ニコラス・デ[ラーンジュ,ニコラスデ][Lange,Nicholas de]
ケンブリッジ大学神学・宗教学科教授。改革派ユダヤ教のラビ。ヘブライ古文書の解読監修から一般啓蒙的な著作、またイスラエル文学(アモス・オズ等)の翻訳紹介まで、多岐にわたる仕事に携わる
柄谷凜[カラタニリン]
1972年生まれ。デリー大学哲学科中退、ケンブリッジ大学神学・宗教学科卒業。同修士
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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Masayuki Shimura
2
[伝統と歴史を踏まえて]「ユダヤ教とはなにか」という単純で複雑な問いに答えるに際して、請求に回答を急ぐのではなく、「どのようにしてその問いに答えるか」という点を詳述してくれているため、軸となる視点がぶれることなく読み進めることができるかと思います。ときに前提知識がないと難解な部分もあるのですが、テーマごとに章立てされているので、興味があるところから読み進めるというのもオススメです。2016/02/03
むとうさん
0
テーマ読書・ユダヤ教。ユダヤ教とは何かという形の質問自体が、比較宗教学的な問題。それはキリスト教の枠組みでつくられているので、必ずしも正確な議論にならない。ユダヤ教とは歴史認識を共通する存在である、というのが著者のスタンスのようだ。ユダヤ人は近代まで特定のコミュニティに押し込まれていたが、市民権を得ることでアイデンティティを意識する必要が出てきたため、「ユダヤ教って何だ?」という問題提起がなされたということらしい。ものすごくおおざっぱにしか読んでいないけど。2012/02/09
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