内容説明
われわれの脳細胞はつねに生と死を繰り返している―アメリカの高名な神経科学者が、アルツハイマー病に冒されてゆく銀行家の物語をまじえ、脳科学の最先端理論を具体的かつわかりやすく解説。脳と心の謎に迫り、「脳の再生」という未来の希望に向かう脳科学革命への招待状。
目次
1 脳のつながり
2 生き残りの信号
3 脳のなかでどう生きるのか
4 ファミリーの仲間たち
5 細胞の死と脳
6 脳の誕生日―脳は毎日生まれるのか?
7 脳の膠づけ
8 脳は時間を捕らえる
9 殺す成長
10 再生可能な器官としての脳
著者等紹介
ブラック,アイラ・B.[ブラック,アイラB.][Black,Ira B.]
医学博士。アメリカを代表する神経科学者。ニュージャージー医科歯科大学ロバート・ウッド・ジョンソン医学校神経科学・分子生物学部長。北米神経科学会元会長
長野敬[ナガノケイ]
河合文化教育研究所主任研究員。自治医科大学名誉教授
太田英彦[オオタヒデヒコ]
杏林大学保健学部教授
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