内容説明
悩み・哀しみ・歓びをともに抱きしめ、時には苦言すら辞さない、生涯の友そして恩師から届いた手紙。漱石、鏡花から谷崎、川端まで、文豪・作家たちが贈る熱き言葉。屈託ない交遊と絶大な信頼の交錯する友愛の手紙が明かす真実とは。
目次
思慕と信頼 樋口一葉から半井桃水へ
一葉の「応接間」 樋口一葉
冬ごもりのたきもの 星野天知
雪のふる日は浮れこそすれ 馬場孤蝶
すみれの花かざすサツフオの君 平田禿木
裏表のなき処御きかせ被下度 戸川秋骨
作家は必らず孤立すべきもの 斎藤緑雨
樋口さんが男だったら 泉鏡花
友情とはげまし 泉鏡花から小杉天外へ
男と見て大兄に伝ふ 二葉亭四迷から池辺三山へ〔ほか〕