ルネ・シャール全詩集 (新装版)

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  • サイズ B5判/ページ数 566p/高さ 24cm
  • 商品コード 9784791759859
  • NDC分類 951
  • Cコード C1098

内容説明

南フランスの自然に根ざし、瞬間の中に永遠をとらえようとする「閃光の詩学」。フランス現代詩の頂点を究め、現代思想界に多大な影響を与えた神話的詩人の、本邦初めての全詩集。

目次

主のない槌―ムーラン・プルミエを附す
外で夜は支配されている―回り道のためのびらを前に附す(一九三六年‐一九三八年)
激情と神秘
早起きの人たち(一九四七年‐一九四九年)
群島をなす言葉(一九五二年‐一九六〇年)
失われた裸(一九六四年‐一九七〇年)
その輪の中で輝いていた、魔力を持つ夜(一九七二年)
狩猟する香料(一九七二年‐一九七五年)
ラ・バランドラーヌの歌(一九七五年‐一九七七年)
眠る窓たちと屋根に面した扉(一九七三年‐一九七九年)
三十三の断章に(一九五六年)
満足した鎌に(一九七二年)
薔薇の木の棒
私たちの遺灰から遠く(一九二六年‐一九八二年)
ヴァン・ゴッホのあたり(一九八五年)
疑われる女への讃辞(一九八八年)

著者等紹介

シャール,ルネ[シャール,ルネ][Char,Ren´e]
1907~1988年。南仏アヴィニョン東方のリル=シュル=ソルグ生まれ。ブルトンらとともにシュルレアリスム運動に深く関わったのち、対独抵抗運動に参加し、戦後は故郷の南仏の自然のなかで、ハイデガー、ブランショ、バタイユ、ピカソら多くの現代を代表する思想家、芸術家たちと魂の交流をふかめながら、現代文明に対する鋭い批判を浴びせつづけた。その詩作は、フランス現代詩の最高峰とされる。ミシェル・フーコーは、その処女作と遺作にシャールの詩をエピグラムとして掲げている

吉本素子[ヨシモトモトコ]
1956年生まれ。京都大学文学研究科博士課程修了。専攻、フランス語学フランス文学。現在、早稲田大学非常勤講師
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感想・レビュー

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ロビン

21
20世紀初頭に生まれ、二度の大戦を含む81年の長い生涯を権威とは無縁の一個の詩人として生きたルネ・シャールの全詩集。二次大戦では対独抵抗運動に参加し、戦後もオート・プロヴァンス地方への核ミサイル設置にピカソと共に反対するなど常に社会と関りを持ち、物質的な繁栄や自然の破壊などに警告を発し続けた。非常に難解で形而上的な詩風で、韻文詩、散文詩、アフォリズム、断章などの様々な形式を用いるため、読みやすくはないが、見慣れた言葉の持つ全く異なる顔を見ることができ、言葉の持つ無限の可能性のようなものを感じさせられた。2020/09/16

1
著者:ルネ・シャール 訳者:吉本素子 1999年5月10日第1刷印刷 1999年5月18日第1刷発行 発行者:清水一人 発行所:青土社 印刷所:三協美術印刷 製本所:小泉製本 装幀:高麗隆彦2021/11/04

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