内容説明
南フランスの自然に根ざし、瞬間の中に永遠をとらえようとする「閃光の詩学」。フランス現代詩の頂点を究め、現代思想界に多大な影響を与えた神話的詩人の、本邦初めての全詩集。
目次
主のない槌―ムーラン・プルミエを附す
外で夜は支配されている―回り道のためのびらを前に附す(一九三六年‐一九三八年)
激情と神秘
早起きの人たち(一九四七年‐一九四九年)
群島をなす言葉(一九五二年‐一九六〇年)
失われた裸(一九六四年‐一九七〇年)
その輪の中で輝いていた、魔力を持つ夜(一九七二年)
狩猟する香料(一九七二年‐一九七五年)
ラ・バランドラーヌの歌(一九七五年‐一九七七年)
眠る窓たちと屋根に面した扉(一九七三年‐一九七九年)
三十三の断章に(一九五六年)
満足した鎌に(一九七二年)
薔薇の木の棒
私たちの遺灰から遠く(一九二六年‐一九八二年)
ヴァン・ゴッホのあたり(一九八五年)
疑われる女への讃辞(一九八八年)
著者等紹介
シャール,ルネ[シャール,ルネ][Char,Ren´e]
1907~1988年。南仏アヴィニョン東方のリル=シュル=ソルグ生まれ。ブルトンらとともにシュルレアリスム運動に深く関わったのち、対独抵抗運動に参加し、戦後は故郷の南仏の自然のなかで、ハイデガー、ブランショ、バタイユ、ピカソら多くの現代を代表する思想家、芸術家たちと魂の交流をふかめながら、現代文明に対する鋭い批判を浴びせつづけた。その詩作は、フランス現代詩の最高峰とされる。ミシェル・フーコーは、その処女作と遺作にシャールの詩をエピグラムとして掲げている
吉本素子[ヨシモトモトコ]
1956年生まれ。京都大学文学研究科博士課程修了。専攻、フランス語学フランス文学。現在、早稲田大学非常勤講師
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