内容説明
神話は人類の心を映しだす鏡である…とすれば、日本人の心はどのような姿で映しだされているのだろうか。神々の不思議なしわざに隠された数々の象徴をときあかし、神話の意味と力をよみがえらせる、鮮明で平易な日本神話の解読。
目次
農業の始まりを説明した神話の意味
農業の始まりの神話にみる東西の労働観の違い
作物そのものを尊い神さまとして崇める信仰
日本の昔話と神話がなぜ似通っているか
山の神の神秘に寄せるあこがれの感情
幾度も生き返ったオホクニヌシの数奇な運命
オホクニヌシを助けた種の化身スクナビコナ
日本神話の大きな特徴の一つ造化三神の存在
対立する二神のまん中にいる何もしない神さま
争いを緩和する“無為の中心”の不思議な働き
処女神アマテラスの偉大な力
平和のシンボルとしての最高神アマテラス
著者等紹介
吉田敦彦[ヨシダアツヒコ]
1934年生まれ。1959年、東京大学大学院西洋古典学専攻課程修了。フランス国立科学研究所研究員、成蹊大学文学部教授を経て、現在、学習院大学文学部教授
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