内容説明
この世で最も優しく美しい生き物、馬。競争馬、軍馬、役馬、乗馬、愛玩馬…。馬の心を知り尽くした著者が、馬と人との歴史をたどりなおし、物言わぬ動物を愛するとはどういうことかを問いかける。
目次
初めて馬に恋したころ
熱病の兆候
愛された悲劇
少女と馬
馬の文学散歩
乗馬とジェンダー
無垢なときを過ぎて
証言者たち
動物をめぐる現象
新しいはじまり
異世界のしきたり
救われて、救って
厩舎の顔ぶれ
コンクリート・ジャングルの馬
レッスンの曲がり角
これをセンチメンタリティと呼ぶのか
アウトサイダー
埋められない溝
戦う女たち
虚栄と無関心と
無益な死
話の合間に
人間か動物か
真の師はどこに
最後の夢
著者等紹介
ピアソン,メリッサ・ホルブルック[ピアソン,メリッサホルブルック][Pierson,Melissa Holbrook]
作家。ニューヨーク、ブルックリン在住
桃井緑美子[モモイルミコ]
翻訳家
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