内容説明
現代哲学の最先端を踏まえ、フッサール以来の現象学の根源的問題をたどりなおし、全く新しい生命の哲学、「媒体性の現象学」を世界に先駆けて提唱する。
目次
第1部 「世界の現われ」への問い―フッサールの超越論的現象学(志向性―知の差異性構造;エポケー―方法と事象 ほか)
第2部 顕現ぜざるものの現象学(現象学と解釈学との交差―地平的超越の開放性と閉域性;顕現せざるものの現象学―ハイデガーの「思惟の道」 ほか)
第3部 世界の現われと隠れ―媒体性の現象学へ向けて(現象学的真理論の差異論的展開―後期フッサールの時間性・身体性の分析;現象学のコスモロギー的展開―E・・フィンクの世界論 ほか)
補遺論稿 (感覚・意味・生命―感覚の現象学の展開;生命と知識―“Durch”の媒介機能への現象学的考察 ほか)
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