アレクサンドロス大王〈下巻〉

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  • サイズ B6判/ページ数 528,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784791758876
  • NDC分類 231.7
  • Cコード C0022

内容説明

広大な版図を手に入れた大王の行軍はしかし留まるところを知らない。はたして彼は冷酷果断な征服者だったのか?それとも普遍精神を夢見た冒険者だったのか?探求の果てに待ち受ける、古代史の驚異と栄光の終幕。

目次

ペルシア王ダレイオスの殺害
老将パルメニオンの粛清
苦難のヒンドゥクシュ越え
クレイトス刺殺事件
近習たちの王暗殺の陰謀
インド進攻
ポロス王の戦象部隊を撃破
将兵たちの進軍拒否
アレクサンドロス、瀕死の重傷を負う
地獄のマクラン砂漠行
スサの集団結婚式
東方と西方の融合
アレクサンドロスの神性
アレクサンドロス死す
アレクサンドロスの残したもの

著者等紹介

フォックス,ロビン・レイン[Fox,Robin Lane]
1946年生まれ。オクスフォードのイートンおよびモードリン・カレッジで学ぶ。若干27歳の時に出版した本書『アレクサンドロス大王』デビュー作より数々の賞に輝く。ニュー・カレッジの特別研究員で、古代史の大学助教授の資格を持つ。一方で「ファイナンシャル・タイムズ」に園芸の記事を寄稿

森夏樹[モリナツキ]
1944年生まれ。慶応大学文学部中退。翻訳家
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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newborn

3
インド遠征から話が始まり、遠征を終えたアレクサンドロスの帰還やその後の政治闘争を描いており、アレクサンドロスがギリシア人とイラン人の長としての政治的なふるまいについて書かれている。巷では帝国の分裂の原因をアレクサンドロスの統治能力の不足だと捉えるむきがあるが、読後の感想としてはアレクサンドロスはかなり知的な統治者であったと思う。しかし、若くしてなくなったがために体制をさらに固める時間がなかったのではないかと思う。2017/06/20

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