ひとが死ぬとき―死の百科全書

ミムス，セドリック【著】〈Ｍｉｍｓ，Ｃｅｄｒｉｃ〉/中島 健【訳】

青土社（2001/04発売）

• サイズ A5判／ページ数 407,／高さ 20cm
• 商品コード 9784791758807
• NDC分類 490.15
• Cコード C0000

内容説明

死の原因、死体の処理・保存・利用法、脳死、クローニング、ヒトゲノム計画…。死が宗教や芸術の偉大なる源泉であった時代から、科学と倫理のはざまに追いやられた現代まで、死にまつわるすべてを語り尽くす。

目次

第１部　死とその原因（死とは何か；死の主な原因　ほか）
第２部　死体に何が起るか（死後の身体；埋葬　ほか）
第３部　死体の利用と虐待（遺体と実験室―解剖；身体の部分的利用―移植　ほか）
第４部　死と来世（死と死体―情報的衝撃；来世と死体処理の未来）

著者等紹介

ミムス，セドリック［Ｍｉｍｓ，Ｃｅｄｒｉｃ］
ロンドン・ユニヴァーシティカレッジ卒。現在、ロンドンにあるガイ病院微生物学教授

中島健［ナカジマタケシ］
１９３１年生まれ。信州大学文理学部卒。翻訳家
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[shimiminzou]

章段毎に興味深いエピソードを引いておりテーマを印象づけるような上手い構成に成っている。 人の死の定義から古今の死生観、はたまた死にまつわる経済学。思いがけない事物と死の関係性など読み物として大変面白い。

2014/03/08