弱くある自由へ―自己決定・介護・生死の技術

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  • サイズ B6判/ページ数 357,
  • 商品コード 9784791758524
  • NDC分類 490.15
  • Cコード C1010

内容説明

「自由」とはなにか、「自己決定」とはなにか、を厳密な論理で追いつめ、自己と他者、個人と国家を再検討し、新しい社会関係の可能性を探る社会学の到達点。

目次

1 空虚な~堅い~緩い・自己決定
2 都合のよい死・屈辱による死―「安楽死」について
3 「そんなの決めないでくれ」と言う―死の自己決定、代理決定について
4 一九七〇年―闘争×遡行の始点
インターミッション 障害者運動に賭けられたもの―市野川容考との対話
5 生命の科学・技術と社会:覚え書き
6 未知による連帯の限界―遺伝子検査と保険
7 遠離・遭遇―介助について

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ゆう。

3
とても難解でした。著者は簡単なことを難しく書く癖があるようです。著者は安楽死を自己決定が伴わないため認めません。それは全面的に同調できます。しかし、自己決定を自由権思想の中でだけで論じてしまうと、自死の問題など著者がどのように考えているのか曖昧さが残るように感じました。著者が問題視するように強制される自己決定は存在するし、社会権的思想から見たとき人権・権利を認めるということはどういうことなのか深く考える必要を感じました。また、消費者主権という言葉が「当事者主権」論と似た概念であり、危険もあると思いました。2014/01/06

しろねこちゃねこ

2
社会学者の視線で見た医療現場の自己決定について書かれた本。終末期の選択について、医療スタッフと家族が打ち合わせをする。「もう治療はいりません」とか「楽に死にたい」とか・・・。食事がとれなくなり、あからさまに水分が絞られる。「治療はいりません」といった家族の心も罪悪感で絞られる。「そんなつもりで選択したわけではないのに・・」一度決めるとなかなか前言撤回できない雰囲気になる。本人も、家族も最後まで悩んで足掻いていいんだという当たり前のことを思い出させてくれた本です。

YASU

1
あたりまえの議論,主張.にもかかわらず,カント以来の哲学・倫理学が強い主体を前提にし過ぎてきたことへの根源的な問いであり,説得力に充ちている.2020/05/10

なも

0
安楽死や臓器提供、個人や国家が抱える難題について書かれた本。

不以

0
良かった。私的所有論でピンとこないというか、そもそもなにを問題にしているのか分からなかった点が、これを読んで飲み込めた感じがある。インタビュー形式だとクセがなくて読みやすいのもあった2019/10/17

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