内容説明
ブッダが遺した言葉。自らの死を予期したブッダが、故国に向けて旅立った道すがら、多くの人々を教化し、ついに沙羅双樹のもとに入滅するまでの一部始終を記した物語。死を目前にしたブッダの姿と教えを、親しみやすく説きおこす。
目次
ヴァッジ(跋祇)国のこと
七不退法と六不退法とを説く
旅へ
パータリプッタ(巴陵弗)にて
コーティ(拘利)村にて
ナーディカ(那陀)村にて
ヴェーサーリー(毘舎離)に入る
アンバパーリー(菴婆婆梨)女の帰信
ベールヴァ村(竹林叢)にて
釈尊の入滅予告〔ほか〕
著者等紹介
三枝充悳[サイグサミツヨシ]
1923年静岡県生まれ。東京大学、ミュンヘン大学に学び、国学院大学、筑波大学、日本大学教授を歴任。筑波大学名誉教授、東方学院長。インド仏教の研究・解説において師・中村元の後継者である。主著に『初期仏教の思想』(東洋哲学研究所)『比較思想序論』『東洋思想と西洋思想』(春秋社)『中論』(レグルス文庫)『龍樹・親鸞ノート』『ブッダとサンガ』『縁起の思想』(法蔵館)『バウッダ』(共著、小学館)『仏教入門』(岩波新書)ほか。著訳書あわせて70数冊に及ぶ
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感想・レビュー
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