内容説明
マネーは神か?悪魔か?キリストを銀貨30枚で引き渡し、苦悩するユダ。貧困生活に苦しみながら『資本論』を書き上げたマルクス。複式簿記との出会いに狂喜したゲーテ…。人間を幸福にも不幸にもする「マネー」の渦に巻き込まれたドラマを通して、その本質に迫る気鋭の意欲作。
目次
マネーとのめぐりあい
金の石、銀の石―マネーのはじまり
銀貨三十枚
ボルゴ・サンセパルクロの秩序感覚
心気の病い
浮き世―マネーに浮かぶ世界
ミシシッピ夢物語―ジョン・ローの世評について
自由の新造貨で購う男の自由と女の自由
ディーン・ストリートの死―マルクスの資本論とマネー
ガラスの向こう側―史上初の銀行破綻に巻き込まれたバカン家〔ほか〕
著者等紹介
バカン,ジェイムズ[Buchan,James]
1954年生まれ。作家、評論家。’78年より経済専門紙「フィナンシャル・タイム」でサウジアラビア、ニューヨークなど世界各地の特派員を歴任。’90年に同紙を離れ、執筆に専念。著書に「A Parish of Rich Women」(’84年)、「Side」(’91年)、「Heart’s Journey in Winter」(’95年)ほか多数
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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