写真家 東松照明

写真家 東松照明

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  • サイズ A5判/ページ数 241p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784791757879
  • NDC分類 740.21
  • Cコード C1072

内容説明

そこに何が写っているのか。戦後日本において、写真家とは東松照明である。基地、長崎、沖縄、都市…最も「社会的」な主題をとりあげながら、時代にも、美意識にも還元されない“何か”を写しとってしまう作家の50年にわたる全軌跡をたどりながら、“写真”そのものの臨界に迫る渾身の長編評論。

目次

第1章 東松照明とは誰か
第2章 写真事始め
第3章 正当な弱者の視点
第4章 「岩波写真文庫」の時代
第5章 戦後写真の転換点―「10人の眼」と「VIVO」
第6章 アメリカニゼーション―「基地」~「占領」
第7章 長崎“11時02分”
第8章 1960年代・都市
第9章 『日本』から沖縄へ
第10章 沖縄・光る風
第11章 さくら・京
第12章 下方に注がれる眼差し―「プラスチックス」~「インターフェイス」
終章 長崎にて

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

がんぞ

3
岩波書店の写真部で『写真文庫』の仕事をし米軍基地、混血児など撮り続けていたが「16年前‥(自筆手記、当時1960年30歳)いっさいの家具、生活用品を居抜きで友人にゆずり、衣類を詰めたジュラルミン製の大型トランク一つだけを持ち、住み慣れた大塚の家を出た」昼は(自主運営写真集団)事務所に通い、夜は近所の旅館を転々として『野良犬の目線』を獲得せんとして『アスファルト』という作品が生まれた‥沖縄復帰後、那覇で1年、宮古島で7ヶ月暮らし「米軍基地に飲み込まれない豊富な沖縄があった」とモノクロ作品からカラーになった‥2016/04/28

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