おこげノススメ―カルト的男性論

おこげノススメ―カルト的男性論

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  • サイズ B6判/ページ数 281,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784791757749
  • NDC分類 367.9
  • Cコード C0090

内容説明

バロウズ、ゴダール、クローネンバーグ、ディック、バラード、ピンチョン、荒木経惟、島田雅彦、宮崎駿、北野武…カルト的男性作家の作品には、「女になること」への欲望と恐怖が隠されている。ジェンダー、クィア、ポストコロニアルなどの最先端理論と、様々な男たちの間に秘められた同性愛を読みこむ「やおいカルチュア」を融合し、「おかま」にまとわりつく「おこげ」が、ハイパーメディア社会の権力関係を脱構築する。前代未聞の批評理論。

目次

1 女になりたい男たち(IN*HER*ZONE―バロウズを読むクローネンバーグ;おこげノススメ―バラードを読むクローネンバーグ;ジェンダーの子守歌―フィリップ・K・ディックと双生児ソフィア ほか)
2 テクノロジーと下半身(虹色のストッキング―ピンチョン『重力の虹』とプラスティック革命;ポリマー・ベラドンナ―エヴァ・ヘスの妊娠機械と柾悟郎のサイバーフェティッシュ;超高速楽園の主体形成―ヴォンダ・マッキンタイアと谷甲州のサイボーグ戦略 ほか)
3 ジャパノイドは吸血女の夢をみる(男装女卑―島田雅彦によるフロイト・レッスン;死小説―荒木経惟をめぐる三つの断章;ナノテク姫―宮崎駿の戦う女たち ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Oba Kana

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自宅内で密かに楽しんでいた女装趣味をオープンマインドで楽しめるようにしてくれたぼくにとって記念碑的著作。2014/10/07

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