文学私記

文学私記

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  • サイズ B6判/ページ数 221p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784791757695
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0095

内容説明

古典を読むよろこびと文学へのまなざし。小説家としての創作体験を軸に、変わらぬ心をいにしえと今に探り、歴史を超えた文学の愉楽を語り尽くす。

目次

古典の恩恵
「古今和歌集」の時代について
祝歌一首
和歌に読む水
古典の中の「いつくしみ」
室町時代の「源氏物語」
伝記の愉しみ
「わたしの古典」全二十二巻
「源氏物語図典」を読む
好きな漢詩〔ほか〕

感想・レビュー

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あなた

2
竹西にとってそれは「本居宣長との出逢い」であったようにひとには言語の認識論的切断が唐突に訪れる。言語融解し、自らの言語態の内部の外部であったはずのものが、外部の内部へと転化していくような、マラルメにもニーチェにもあった切断の「夜」だ。そんな「夜」を竹西は、古典とともに幾重にもめまぐるしく、くりかへす。竹西にとって古典はあまりに過激な言語態だ。2009/08/26

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