内容説明
全世界で親しまれるグリム童話は、どのように成立したのか。メルヘン・昔話を、来たるべき共同体の精神的支えとして精力的に収集・研究したグリム兄弟の、波潤の生涯と時代の全貌を活写し「近代」の意味するものを問う決定版評伝。
目次
第１章 ぼくたちは決して離れ離れにはなるまい―グリム兄弟の出生と生涯
第２章 親和力―グリム兄弟、サヴィニー、ブレンターノ、ベッティーネ・アルニムとアヒム・フォン・アルニム
第３章 素朴な文学と教化的な真実―メルヘンとその伝達者
第４章 言葉の生きた姿―グリム兄弟とその作品
第５章 市民的中庸のパトス―グリム兄弟と政治
感想・レビュー
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ぼんくら
5
グリムの生涯、作品、生きた時代など多角的にとらえた評伝。2012/12/09
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