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内容説明
ボサノヴァの創始者にして最高のミュージシャン、アントニオ・カルロス・ジョビン。音楽との出会いから、「想いあふれて」「イパネマの娘」などの成功、芸術家としての苦悩まで、繊細かつダイナミックなその世界観―実妹が語るジョビンのすべて。秘蔵写真多数、ディスコグラフィー付き。
目次
家系
誕生
音楽への目覚め
恋する日々
釣り人、狩人、ピアニスト
デビュー
ボサノヴァ誕生
アメリカへ
ミスター・ジョビンの称号
トムとシナトラ〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
こきよ
63
偉大なるボサノヴァの父、Antônio Carlos Jobimの伝記。〝Stone Flower〟〝Wave〟辺りにどっぷり浸りたくなる。2015/06/21
さへ
4
トムジョビンの伝記を書くのに、実の妹であり、作家のエレーナジョビン以上の適任がいるであろうか。幼い頃の親友の犬のエピソード、海外遠征でのさまざまな洞察より、トムの繊細さが良く伝わってきた。挿入されている写真も貴重だ。最初翻訳がどうなのかと思ったが、読んでいるうち引き込まれ、エレーナさんの詩的文章を上手く表現した上の名訳なのかと思った。ボサノバはジャズから派生したというような解説も良く目にしたが、この本を読むとルーツはブラジルであると見方に変わった。2011/12/23
南部勇木
2
ブラジルの作曲家、世界的に有名なジョビンの伝記。著者のエレーナは妹。詩的で美しい文章の中に、ジョビンや関わった人達、人生と音楽が生き生きと描かれています。最後の日々など、自分は涙なしには読めませんでした。 ブラジル音楽の詞の訳も沢山手掛けている國安真奈さんの訳は、言葉の選び方、使い方が素晴らしく(大ファンです)、本作の魅力を余すところなく届けてくれていると思います。