内容説明
あなたの愛は、ほんとうに自由か?レズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、SM、フェティシズム、年齢差を越えた愛、公共の場でのセックス、不特定多数とのセックス…万国の変態よ団結せよ!ポルノグラフィを擁護し、男性ともSMプレイをするレズビアン・フェミニスト過激派が、自由な愛のかたちを抑圧する社会につきつけた挑戦状。
目次
序、あるいは造反有理
1 性のアウトロー対セックス・ポリス(承諾年齢―キディ・ポルノ大騒動77;キディ・ポルノ大騒動77その後 ほか)
2 わたしたちの内部で・わたしたちに対立する―フェミニズム右派(わたしたちの内部で・わたしたちに対立する―ニューピューリタンズ ポルノと暴力の同一視は政治的抑圧となるか?;悪しきものは見ず―今日のフェミニスト反ポルノ運動;フェミニズム、小児愛好、子供の権利)
3 ユートピアのあばずれたち―ラディカル・セックスの未来(レズビアン・セクシュアリティの秘密の側面;フェミニズムとサド/マゾヒズム ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
トッシー7
2
いかに自分が自分の常識に囚われているかわかる。 2017/09/13
moriteppei
0
C
ディス
0
〇。分厚さのわりに深まらない感じはあるが、かなり気になるラディカルな…ちょっと大声では主張できない小児性愛(と言っていいのか?)に関する論点が面白かった。とはいえ子どもが性暴力を受ける可能性からの法律の必要性を批判できているわけではなくて、あくまでも別ルートからの異論という感じなので、これだけではまだ弱い。他は全体的に、同性愛嫌悪と偏見が今以上にずっと強い時代があったことを実感させる内容だった。2025/03/31
-
- 電子書籍
- 上質な人はシンプルに暮らす 中経出版