内容説明
究極のグルメ。19世紀末に書かれ、マニアの間で、渇望されていた、幻の奇書。メニューは豊富でレシピは簡単!いま、世界で密かに進行中の、食用昆虫の養殖をにらみ、昆虫食先進国の日本で、究極のグルメ本として蘇る。
目次
第1部 なぜ、駄目なのか
第2部 昆虫の美食家たち
第3部 食用に適した昆虫、その調理の仕方について
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
モリ
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どういう経緯で、どこまで本気で書かれたかわからないが、古い時代に書かれた昆虫食の本として歴史的に価値のある本のようだ。逆にこれだけ昔から昆虫食を普及しようとしている人がいるのに、現状のマイナーさを思うと、そのハードルの高さを感じさせられる。ナメクジの生食など、少なくとも現代日本では絶対の禁忌とされている話なども出て来て驚く。地域によっては、寄生虫問題はないのか?日本でも民間療法としてはあったらしいが…。原本が文量の少ない小冊子のため、ほぼ半分が解説と昆虫食の書誌紹介になっている。2025/05/22
KN/時間が取れないのでただ今記録のみ
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21/0312021/08/21
甘い虫
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現代の感覚からすると作者や作者の周辺人物が強者すぎて所々ギャグで言っているのかわかないレベルだった でも読んでるとだんだん昆虫がおいしそうに見えてくる 葡萄で育ったカタツムリ食べてみたいなあ…2021/01/24