夜の人工の木

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  • サイズ A5判/ページ数 101p/高さ 23cm
  • 商品コード 9784791754557
  • NDC分類 911.56
  • Cコード C0092

出版社内容情報

生きるために手探りで詩を書き続けてきました――

不登校や、家庭内暴力など、こころの病いを内に秘めながら、鋭敏な感性で、豊かなポエジーを結晶させた、32篇の原鉱石。

【第1回 中原中也賞受賞】

内容説明

第1回中原中也賞受賞。不登校や、家庭内暴力など、こころの病いを内に秘めながら、鋭敏な感性で、豊かなポエジーを結晶させた,32篇の原鉱石。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Roy

28
★★★★☆ 揺れながらもしっかりと一点を繋ぎとめていると思った。これは当時中学生だった者の詩集である。そして、かつて中学生だった者への詩集でもある。迷い苦しみ閉ざし投げ出し悩み死に馳せ、時折挟まれる生への執着や憧憬、未来への夢想の矛盾。僕らは沢山の矛盾の中生きている。矛盾があっても生きている。それだけでいいのではないかと思った。詩人は「かすみ」と戦っているようだが、「かすみ」には実体がない。だから考える。2009/07/27

kentaro mori

1
⚫︎僕の日常は混沌として/しっこがなかなか出ないんだ(春彼岸)⚫︎僕はしぜんが欲しかった/やがて革命が起こるだろう/発狂をしないように/小さな子供を/草に転ばせる/冷たい地獄のこの暑さよ//僕は色々な旗を持っています(緑)2025/08/11

メデスキ

1
今しか竜は見えないぞ!今しか空に飛べないぞ!!みたいな閉塞感重ねてからのアテンションマークの使い方が良いが、逆に言えば、そこだけ。でも、それも出来ないのが多いわけだから、モノホンと云えばモノホン。

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