神の仮面〈下〉―西洋神話の構造 (新版)

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神の仮面〈下〉―西洋神話の構造 (新版)

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  • サイズ B6判/ページ数 p424/高さ 20cm
  • 商品コード 9784791753925
  • NDC分類 164.3
  • Cコード C1010

内容説明

神話はどのようにつくられたか。ギリシア・ローマ・ケルト・アラブ・ペルシアなど、多様な神話の内に興亡する神々のドラマ、またその神々が纒うさまざまな仮面を、ヨーロッパの歴史を縫いあげた、超越的なものと人間的なものの壮大な葛藤の反映として描く西洋神話の透視図。

目次

大ローマ時代(前500頃‐前500年頃)
ヨーロッパとレバントの対話
十字架と新月旗
甦るヨーロッパ

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Gotoran

21
サブタイトルが示すようにメインは西洋神話の神話学者による紐解き。本書(下巻)では、大ローマ時代(BC500-AD500年)におけるケルト文化、エトルリア、キリスト教の流布~復活と最終編(第四部偉大な信仰の時代)での(第八章)十字架と新月旗(キリスト教とイスラム教)において、レバントのすべての神話にユダヤ教、ジロアスター教、ミスラ教マニ教、新プラトン学派、グノーシス派等の複雑な絡み合いが非常に興味深かった。ただあまりにも壮大且つ遠大過ぎ、何とか通読した感が大。ケルトとイスラムに焦点を当てたい。2013/11/17

roughfractus02

10
西洋神話を中心テーマとする本書は西洋神話の連続性ではなく、その断絶と解体による構造変容を追う。大地母神神話から英雄神話へ、さらに一神教による超越性の一元化の段階に向かうローマ帝国の広大なネットワークとキリスト教の国教化政策を経て、大地や動物を通して捉えられた超越性の多様さが不可知の神に一元化されると、神話の英雄も多と一の断絶を飛び越え、冒険は通過儀礼から戦いへ、異界からの帰還は敵地からの凱旋へと変容する。が、そのような一元化した神話の中にも、多を通して超越性を捉えた先史以来の諸宗教の神話の元型は潜在する。2023/05/15

常磐条(ときわとおる)

0
これは難易度が高かった!歴史の知識に乏しい自分には未だ早かったようです。。見慣れないカタカナの乱舞に、思考回路は崩壊いたしました。。今はとりあえず、全体のイメージを大切にしつつ他の本を巡って、また必要があれば立ち戻ろうかと思います。・・・て、こういう本もありますよね、という話でした。。2013/06/03

コマイヌ

0
キ教通説、聖書とキ教解釈のルーツを他の宗教・神話から引く。歴史的地理的内容も怪しいので真偽は保留、まあ神話モチーフを抽象化したらその寄せ集めに解体出来るのは当然自然では。ただ同時代作の神話に比して聖書こそ歴史に依拠した記述であるとされがちなのはそうなんだろうなと思う、教会ではその扱いだものね。2020/11/14

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