内容説明
超(スーパー)システムとしての生命。自己とは、生命とは、生命活動としての文化とは。新らしい生命観を求めて、免疫、自己、老化、脳死と臓器移植、ウイルス、エイズなど、生命科学と文化の接点を縦横に語り合った、待望の対談集。
目次
免疫という名の「自己」を守るシステム
フィールドとしての「自己」
免疫学はハードの時代、しかし…
イレギュラーな生物、不整合な人間
ウイルスの意味論
生命の本質を探りながら
医学の前進と人間観の変化
死に介入する医療―往復書簡
生命という文脈での現代
自己・エイズ・男と女〔ほか〕