内容説明
欲望の裏側には、いつも犯罪の動機がうごめいている。人間の欲望の数だけ存在する、さまざまな犯罪の深層に、精神医学・犯罪心理・社会システム論などの豊富な知見を通して肉迫する犯罪と犯罪学の大百科。
目次
悪の三角関係
アリバイ
暗黒街
暗殺
田舎の人殺し
裏切り
大金持ちの人殺し
大泥棒
オカルトによる犯罪捜査
夫殺し
オフィス犯罪
親殺し〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Smith, Ordinary. Person.
1
人類史の傍には常に犯罪あり。犯罪の傍らには常に欲望あり。主に近現代に発生した事件を基に、人間の欲望の数だけ存在する様々な犯罪の深層に、博覧強記の著者が豊富な知見を通して肉迫しカテゴリ分けする、犯罪と犯罪学の大百科。 (以下コメントに続きます。)2024/01/06
くろまによん
1
手術のため入院していたとき、死ぬほどの退屈を退けてくれた一冊。犯罪好きになるきっかけをくれた一冊かもしれない。ヨーロッパを中心とした犯罪を多数紹介してくれている。見舞いにきた父は「ただの羅列やんけ」と言いつつもハマった。2009/08/02
Gen Kato
0
再読。拾い読みをはじめたら止まらなくなりました。このまま下巻に突入だな。2016/05/18
烟々羅
0
【入手記録】2014-05-13 山村耳鼻咽喉科リユース本
トウリン
0
この人って、一体何者なのでしょうかね。こういう、犯罪録ものから、オカルティズムまで、人の暗い部分を追及してますよね。ダークサイドを紐解くことで、人を理解しようとしたのかしら……。 それぞれの犯罪に絡めて紹介されている書物のことも、読んでみたくなります。 しかし……世の中には、こんなにも異常殺人者がいるのか……。2013/03/14