内容説明
無意識と言語の関係を構造的に把握し、鏡像段階、象徴界・想像界・現実界、欲望、他者、などの概念を駆使して、精神分析学をはじめひろく人文諸科学に新しい視界をひらいた、ラカンの思想への平明で精緻なアプローチ。
目次
第1章 鏡像段階と「私」の形成
第2章 言葉と意味するものの優位
第3章 無意識の形成物
第4章 欲望とその解釈
第5章 ラカンによる精神分析の状況
補遺 ラカンとレヴィ・ストロース
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