内容説明
革命前夜のペテルブルグに忽然と現われ、超能力と特異な人間的魅力で皇后の寵をうけ、隠然たる権威をふるった謎の人物ラスプーチン。スキャンダルと神秘のベールに覆われた近代史最大の怪人の絶頂と悲劇を照らし出し、ロシア史をつらぬく〈ロシア的なるもの〉の本質を鋭く洞察。
目次
第1章 ポシビリタリアン
第2章 放浪者
第3章 悪夢のような歴史
第4章 「神よロシアを救いたまえ」
第5章 夢の都
第6章 権力への興隆
第7章 敵の増加
第8章 嵐雲群がる
第9章 炎の雨
第10章 皇帝としてのラスプーチン
第11章 終局
第12章 伝説と問題点
付論 治癒力と予見
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
mzs11
7
★☆☆☆☆ ラスプーチンに関する書物がほとんど偏見と不正確な情報に基づくものだとし、史実をふまえ彼を「アウトサイダー」という枠組みで捉え直そうとする試み。▽決して悪意を持っていたわけではなく不思議な魅力を持ちながらも衝動性に身を任せて行動してしまう彼の実像が浮かんできて面白い。▽だが本書自体、著者が自身の言う「偏見、思い込み」から脱せていないように思う。ロシア人の性格に対する嫌悪とも取れる描写、ラスプーチンが治癒力と予見力を持っていたとする根拠のない見解には疑問を持つ。2019/02/03
エリオちゃん
1
私がロシア文化に惹かれる理由が見えてきた。 土地ゆえに大きな矛盾を抱えた国民性。 ラスプーチンもまたロシアに生きたただの人だったのだなぁ。2019/01/03
みかづき
1
読みにくい。一文もやけに長い。この時代のある程度の人物や事件については把握しておかないと、文章の途中で躓いてしまう。ほとんど周囲の人間や、後世の人間にとってのラスプーチンなので、本人がどうしたという話ではない。2010/08/21
Natsuko Anastasia Ariyama
0
読んだ本に追加2013/06/19




