内容説明
現場は見ていた、死体は無言で語る…。血に彩られた人類の凄惨な歴史と物語を、指紋・血液鑑定・弾道学から最新のDNA鑑定まで、科学捜査の視点から赤裸々に描く。血で描かれた物語。
目次
1 銃弾にも顔がある
2 顕微鏡はもう一人の刑事
3 セックス犯罪
4 草の根をわけての犯人追跡
5 犯罪者の魂の種々相
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Gen Kato
1
再読。昔はもっとすんなり読み進めたはずなのに、この年齢になるといささかこってりしすぎていた実録犯罪もの。ラストはいつもの作者お得意の持論が展開され、「ああ、これでこそコリン・ウィルソンだよねやっぱり」とほのぼのさせてくれます。2016/11/01
烟々羅
0
【入手記録】2014-05-13 山村耳鼻咽喉科リユース本
Motonari
0
下巻は更に凄惨な事件のオンパレード!作者が友達に「些か病的では!」とつっこまれた話がありましたがほとんどの読者の感想だと思います!上巻では犯罪に捜査スキルがどんどん追い付いて希望感がある展開でしたが、下巻では犯罪捜査のスキルも上がりポリグラフ、DNA鑑定、プロファイリングも開発されたにも関わらず、レオポルト&レープ、チャールズマンソン、テッドバンデイら動機が特定しづらい登場するにあたって社会は犯罪に対して無力印象だけが残る結末でした2013/11/04
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