内容説明
精神の健康と愉楽の日常を熱望するすべての現代人へ。―今世紀最大の精神分析学者フロイト博士がおくるウェルネス・ライフのための究極の指南書。
目次
ジークムトン・フロイトの秘められた強迫観念―テニス本能理論の進化と発展(西洋文明を脅かす時限爆弾;フロイトは精神に異常をきたしたのか?;コートは私の寝椅子である)
ジークムント・フロイトの秘匿したノートの断片と註釈(エディプス的勝利;プリンスラケットのニセの安全神話;テニスコートの露出狂と獣姦;幼児テニス外傷の歴史;テニスラケットの性的魅力;貧困なスポーツマン精神;女性における劣性器官の起源;女性の解剖学的宿命;同性愛と白いテニスウェア ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ふろんた
4
たぶんこれ、パロディ本なんだけど、固い文章がどうも馴染めず、楽しみ方がわからない。とりあえず、テニスの見方が悪い意味で変わるであろう。2015/12/05
ルンブマ
2
サザビーズのオークションで、「フロイトのトランクケース」なるものが出品され、著者が落札。帰宅後にトランクケースを開けてみると、フロイトのテニス分析論文がウジャウジャと出てきたという。その論文たちをまとめた書籍。テニスコートを"人間存在の科学的調査を試みる最も適切な場所"とし、フロイトがテニスのプレーを通して人々の症状を分析。フロイト曰く、「患者を理解する唯一の道は、彼らとテニスをすることだ」とのこと。「ショートボレーはフェラチオの…」など、フロイト節満載の論文集。2020/08/11