出版社内容情報
学問の制度的基盤が大きく揺らいでいる。今特集では学問とは何かという根本的なをあらためて見つめ直しながら、大学なあり方、そしてそこにとどまらない知のゆくえを問う。
【目次】
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
1.3manen
33
永井正司「英語による専門科目教育の質を担保するために」で、STEM教育は知っていたが、ESP(English for Specific or Special Purposes)の観点から、専門語彙の構築が進められてきたという(83頁下段)のは知らなかった。筆者によると、理工系分野で、英語化された授業の質の検証は進んでいないという(85頁上段)。今後の研究が待たれる。アカデミアの人間ではなくなったため、あまり、本書には共鳴するところは市民科学者ぐらいで、どうということはなかった。。2025/11/07
古玉
0
「学問の危機」という、議論の的となり続けてきたテーマにあらためて向かい合う10月号。ただ、同じく根源的な問いである「読書」に向かい合った24年の9月号などに比べると、やや全体的にまとまりを欠き、議論が手前に留まっている印象がある。 その中でも、阿部幸大・永井玲衣両氏による討議はとても良かった。とくに阿部幸大による「人文学」への向き合い方を読んで、とても勇気が出る。私にも、日常的実践のなかで少しずつ世界の捉え方を更新することができると、そう思わせてくれる。2026/01/14




