出版社内容情報
政治、思想、文化など多角的な視点から、渦中のウクライナ・ロシアで「いま何が起こっているか」を問う緊急特集。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
燃えつきた棒
35
「ウクライナから問う 歴史・政治・文化」総特集。 あまりの硬さとボリュームに怖気づいて、長い間読みかけのまま積んで置いたが、ロシアのウクライナ侵攻から一年が経ったのを期に再び手に取った。 ほとんど、ロシア人を憎み始めていた。 沼野恭子さんの「ロシア知識人の苦悩」が、それが間違いだと教えてくれた。今回も心に残った言葉だけを書き留めたい。/ 《「プーチン政権は最終章に入ったと思います」ボリス・アクーニン、戦争そして「本当のロシア」を語る》: アクーニンは、2014年のクリミア併合の後、ロシアを去っている。→2023/02/28
たばかる
10
いまいち。論点が浅い。(追記予定)2022/08/24
かんがく
9
大ロシアの復活、ソ連と冷戦の経験、ナチや大飢饉のプロパガンダ利用など、現代起きている問題においても歴史が大きな役割を果たしていることを再認識した。その他、文学や芸術などの文化面、原発や宇宙開発などの科学技術面、SNSやテレビなどのメディア面からの視点の論考もあり、ウクライナ/ロシア問題についての分析を深めることができた。2024/04/04