感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
壱萬参仟縁
20
藤原辰史先生によると、ポランニーはかつて、労働力が商品になるためには、飢えという刑罰がなければならないと指摘したという(34頁1段目)。グロス「フェミニズム・唯物論・自由」(76-90頁)。~からの自由 は、主体性、行為能力、自律性といった諸概念を理解する上で必要だが、自由は十分ではない(78頁上段)という。自由は、反決定論者の立場には、たとえまったく同じ条件下であっても、別のやり方で行うことができた行為の遂行として理解される(79頁下段)。2015/07/10
うえ
7
「制度科学は宗教や芸能と同様に煽りの文化でもあり、鎮めの文化でもあるのだ。ただ理性と対比されるロマンは往々にして人々を煽ることで社会に不安をもたらす。技術的達成がもたらす危険性と同じように、科学は危険な精神的影響をもたらすこともあるのだ。「やしの実 名も知らぬ 遠き島より流れ寄る やしの実ひとつ 故郷の 岸を離れて 汝はそも 波に歳月(島崎藤村)」「島崎藤村のヤシの実の詩や柳田国男の「海上の道」でも知られるように、南洋は日本人にとって、ロマンと憧憬の地域であっても、決して軍事的侵略対象ではなかった。」」2018/06/24
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