出版社内容情報
ことばにとって新しさとはなにか、それはどこにどのように生成しているのか。ことばの新しさと現代性は同一であるものなのか、?現代語?とはどこに芽生えるものなのか。俗語や新語は常に流行りと廃りとともにある。なにが生き残り、なにが淘汰されるのか、あるいは10代のことば遣いはなぜかくも言語的に隔絶した文法と語彙をもつのか、標準化された透明な現代語とはなんであるのか。各国語を見据えながらも、日本語における現代性とそれがいかに交通しているのかを今特集で問う。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
かるてぶらんしぇ
2
『ぴえん』について語っている記事が多かった印象。キャッチーな単語(感嘆符?)故なのか分からないが、そこまでフォーカスする程の単語ではない気がする。『ウザい』や『ヤバい』のように辞書に記載されるレベルのムーブメントを起こしているわけでもない言葉に現代語を代表させるのはどうなんだろうか。一方で現代語(Z世代の造語)は余白が重要ということは各員一致している。『知らんけど』というある意味で保険をかけるような蛇足フレーズは自分の周りでも使う人はいる。只でさえない日本語の刺を更に削っている若者たち。fuck 建前!!2022/08/02
purple
0
面白2023/03/12
-
- 電子書籍
- ナショナル ジオグラフィック プロの撮…