出版社内容情報
タイの映画監督、最新作『MEMORIA』3/4公開を機に特集。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kentaro mori
4
驚きに満ちた映画『メモリア』を観たあとに。特に佐々木敦「科学と神秘」、長門洋平「アピチャッポンの耳、『MEMORIA メモリア』の音」、中村紀彦「記憶、儀礼、投影——アピチャッポン作品をつなぐ「アンテナ」」、久門剛史「シンクロニシティ」、福島真人「新たなる二院制?——アピチャッポン作品における政治、科学、記憶」、阪本裕文「アピチャッポン・ウィーラセタクンと実験映画」が面白かった。ベネディクト・アンダーソンとの関わりがあったとは驚いた。2022/03/10
mt
0
アピチャッポン監督『メモリア』を見たので、背伸びして購入。ひと月ほどかけて、すべての評論に目を通しました。 一つの作品、一人の作家について、様々な立場の人が多角的に意見を述べていくのを並列的に見ていくことは、自分だけでは気づきようのなかった新たな一面を気づかせてくれるように思いました。2022/04/17